Weekend Mathematicsコロキウム室テーマ別 /14.定義域



コロキウム室(定義域)


NO.272     '99 1/11   月の光     定義域(1)


オイラーが解を得ています。



NO.275     '99 1/12   Junko     定義域(2)

定義域というのは文字通り「定義」するものですから、自由に設定できるはずです。 従ってこの問題は最大限定義できる範囲と解釈することにします。
逆関数を考えて、その値域(Yのとりうる範囲)を求めればいいのでしょうか?


こちらの定義域は、x>0と考えられますから、 この時の値域を考えることにします。



NO.279     '99 1/13   Junko     定義域(3)





NO.282     '99 1/14   3−6     定義域(4)





NO.283     '99 1/14   I.T.     定義域(5)





NO.284     '99 1/14   水の流れ     定義域(6)





NO.397    '99 3/12    豊作     定義域(7)
  

NO.272 定義域(1)で出された問題は、結局「同 (2)(3)」 で解決
したのだろうか? 確かめたくても肝心の 問題文が意味不明なので
確かめようがない。



NO.402    '99 3/14    月の光     定義域(8)
  

NO.272を書き直します。


つまり、あるxに対してyの値が存在し、一つに定まる区間と考えて下さい。
例えば、x=0だったらyは0と1二つの値になるので0は入らない。
x=−2は途中で虚数になるのでこれも入らない。
x=√2だとy=2になるので問題の区間内にある。ということです。



NO.406    '99 3/14    豊作     定義域(9)
  

NO.272の問題はつまり



という問題であるという解釈でよろしいでしょうか?



NO.419    '99 3/24    豊作    定義域(10)
  






NO.457    '99 5/3    月の光    定義域(11)
  

NO.272において次のような問題を出しました。


「関数の定義域を求めよ」という問題はよく目にしたので 普通だと思っていましたが、 junko先生や豊作さんの反応を見るとそうではないようでした。 このことについて次の文章を見つけました。
「オイラーの贈物」P.51

オイラーは関数の定義域を”関数が数学的に意味を持つように、 暗黙のうちに定められるもの”とした。

このように、関数の定義とはまさに、定義を要するもので 「つぎの関数の定義域を求めよ」というような問題は、 定義域に対するオイラー流の解釈のもとではじめて成り立ち、 現代流に解釈すれば”定義を求める”という極めて奇妙な問いになってしまう。



NO.1353 2003.2.4.MagicianKuma定義域(12)

NO.272から始まる定義域の問題で答えが で結論が出ているよ うなのですが、 x=-1 は 定義域に入らないのでしょうか? -1(-1) = -1 , -1^{-1(-1)} = -1 ... で y=-1 と一意に決まりますが?



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